日大記事は「名誉毀損」、「FACTA」に賠償命令 東京地裁 – 産経ニュース
- 2016/2/7
- 名誉毀損

月刊情報誌「FACTA(ファクタ)」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本大学が発行元の「ファクタ出版」に計約2億2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、東京地裁であった。松村徹裁判長は名誉毀損を認定し、ファクタ出版に140万円の支払いを命じた。
情報源: 日大記事は「名誉毀損」、「FACTA」に賠償命令 東京地裁 – 産経ニュース
裁判所は、「記事内容が真実だと認められる証拠がない」と判断しました。
公共の利害に関する事実について公益目的で真実を報道すれば、名誉毀損は成立しません。真実であることを証明できなくても、確実な資料根拠に照らして相当な理由があるときも、名誉毀損は成立しません。
月刊情報誌側は、真実相当性の立証もできなかったのでしょう。
結局、裁判所は、慰謝料等として140万円しか認めなかったようですが、日本大学が2億2400万円の損害賠償を請求した根拠を知りたいです。訴訟提起時に裁判所に納付する印紙だけで69万2000円必要です。相当怒っていたし、実害があったという主張なのでしょう。