弁護士保険「弁護のちから」の研修に参加しました。
- 2016/2/23
- 弁護士紹介
損保ジャパン日本興亜が、法的トラブルを解決するための弁護士費用を補償する新たな保険『弁護のちから』を、2015年12月1日以降保険始期契約から販売しています(損保ジャパン日本興亜、日常の法的トラブル解決を支援する「弁護のちから」を販売開始)。
先日、所属する弁護士会が開催したこの保険の研修会に参加しました。
これまでは、交通事故の被害にあった場合に、自動車保険の特約によって、加害者に対する損害賠償請求のための弁護士費用が支払われるということが多くありましたが、交通事故以外で被害にあった場合、弁護士費用が支払われる保険というのはほとんどありませんでした。
今回の損保ジャパン日本興亜の『弁護のちから』は、「被害事故」、「借地・借家」、「遺産分割調停」、「離婚調停」、「人格権侵害」、「労働」(「労働」のみオプション)に関するトラブルを対象としますので、日常生活の広範囲のトラブルをカバーしてくれています。
「人格権侵害」には、名誉、プライバシーを侵害された場合が含まれますので、誹謗中傷された場合の損害賠償請求のために必要な弁護士費用のほとんどが保険でカバーされることになりますので、画期的な保険商品だと思います。
もし、既にこの保険に加入されている方は、被害にあった際には、忘れずにこの弁護士特約の利用を検討しましょう。弁護士に対する相談料も保険から支払われます。
利用方法としては、損保ジャパン日本興亜を通じて弁護士を照会してもらう方法もありますし(弁護士会を通じて弁護士が紹介されます。)、自分の顧問弁護士や知り合いの弁護士に相談や依頼をする際に、自分が「弁護のちから」に加入していることを伝えれば、弁護士が利用方法等を説明してくれます(知らない弁護士もいるかもしれませんが・・・)。
これから傷害保険や医療保険を検討している方は、損保ジャパン日本興亜の『弁護のちから』(という保険商品)を検討されてみてはいかがでしょうか。
※ 『弁護のちから』は、単体の保険ではなく、損保ジャパン日本興亜の「傷害総合保険」と「新・団体医療保険」の特約(弁護士費用総合補償特約)という位置づけになるようです。詳しくは、同社のプレスリリースを参考にして下さい。